防災タウンページ(NTTタウンページ保存版より)
(中野区2017)

詳細につきましては上記の冊子も併せてお読み下さい。

はじめに

大切な人を守るために 事前防災のすすめ

大雨、洪水、土砂崩れ、大雪、竜巻、地震、火事、噴火。
私たちの暮らす日本列島は風光明媚で四季折々の美しさが楽しめる反面、
世界の他の国と比べて、気象、地形、地質などのあらゆる面で
災害を生みやすい要素があります。

これまでの大きな地震で学んだことは、次の災害への備えになります。
しかしそれでは遅いことがたくさんあります。

人はイメージできないリスクへの対応が難しいもの。
意識的に平時から災害をイメージし、小さな気づきから行動することが大切です。
そのためには物だけではなく、知識の備蓄もおススメします。
防災・減災の出発点はあなたです

 日々の備え
 1.大切な人との連絡方法を確認しよう
 2.避難先を確認しておこう
 3.備蓄品・防災資材の準備
 4.地震に強い家に!

 地震が起きたら その時10のポイント 
 地震時の行動  
 1.地震だ!まず身の安全 ●揺れを感じたり、緊急地震速報を受けた時は、
  身の安全を最優先 に 行動する
  ●丈夫なテーブルの下や、物が「落ちてこない」「倒れない」
  「移動してこない」空間に身を寄せ、揺れがおさまるまで様子を見る
   高階層(概ね10階以上)での
   注意点
 ●高層階では、揺れが数分続くことがある
   ●大きくゆっくりとした揺れにより、家具類が転倒・落下する危険に加え、
  大きく移動する危険がある
 地震直後の行動  
 2.落ち着いて、
  火の元確認 初期消火
 ●火を使っている時は、揺れがおさまってから、慌てずに火の始末をする
 ●出火した時は落ち着 いて消火する
 3.慌てた行動 けがのもと   ●屋内で転倒、落下した家具類やガラスの破片などに注意する              
   ●瓦、窓ガラス、看板などが落ちてくるので外に飛び出さない
 4.窓や戸を開け 出口を確保  ●揺れがおさまった時に、避難ができるよう出口を確保
 5.門や塀には 近寄らない  ●屋外で揺れを感じたら、ブロック塀などには近寄らない
 地震後の行動  
 6.火災や津波 確かな避難  ●地域に大規模な火災の危険がせまり、身の危険を感じたら
  一時集合場所や避難場所に避難する
   ●沿岸部では大きな揺れを感じたり、津波警報が出されたら、
  高台などの安全な場所に素早く避難する
7.正しい情報 確かな避難   ●ラジオやテレビ、消防署、行政などから正しい情報を得る
8.確かめ合おう 我が家の安全
   隣の安否
 ●我が家の安全を確認後、近隣の安否を確認
 9.協力し合って 救出・救援   ●倒壊家屋や転倒家具などの下敷きになった人を近隣で協力し、
  救出・救護
 10.避難の前に 安全確認
     電気・ガス
 ●避難が必要な時には、ブレーカーを切り、ガスの元栓を閉めてから避難
   
 火災が発生したら  
  消火器の使い方   火災の拡大を防ぐには火が小さい段階での初期消火が大切です。
  そのためにも日頃の防災訓練に参加して、消火器の扱い方を習得しましょう。
  初期消火は近くにいるあなたの大事な役目です。
   
  中野区街頭消火器   区内各所に約6000本(千代田町会内には約70本)の街頭消火器が設置されています。
 当千代田町防災会は毎年5月と11月に街頭消火器の一斉点検を行っている。

身につけよう 応急手当の基本 (冊子16ページ〜参照)